真宗教義

人間親鸞聖人ではなく、親鸞聖人の法身にまみえるべき

果たして、私たちはどういうように聖人と向き合うべきでしょうか。難思の弘誓は難度海を度する大船 無碍の光明は無明の闇を破する恵日なりこれは聖人の全身であります。親鸞聖人が残されたお言葉、それこそが聖人の法身なのであって、それをいつも拝読してい…

機法一体

さて、機法一体について、先日勉強したのでまとめておきます。 親鸞聖人は、機法一体の言葉は使っておられません、しかし、絶対不二の教、絶対不二の機と教えて下さっています。絶対不二の機とは、つまり信心のことで、絶対不二の教は、阿弥陀仏の本願を指し…

七地沈空の難

「七地沈空の難」についても、大智度論の物語の中に書かれてありました。 前いた団体では、この七地沈空の難を異安心になぞらえて話をしていた人がいました。つまり、大変な大きな喜びが起きてそれを信心と間違える歓喜正因の異安心になぞらえて話をしていた…

継子(ままこ)根性

数時間、息子を友達に預けて、かみさんが用事に出かけました。保育園に預けていた時期もありますが、久しぶりだったから、どうなるか少し心配でしたが、息子は友達の家で普段と違って「行儀よく」していたそうです。 その話を聞いたときに、表題のことを思い…

教行信証は漢文のままいただけ

『教行信証』は漢文のまま頂け とは、瑞剱先生の教えです。 漢文のまま頂けとは、漢文で書かれたものは漢文のまま読みなさいということです。漢文のまま読むというのは、漢字を上から下に読めということではなく、漢文を見ながら読み下して読んでいくという…

内外反対にせよ

前の団体の癖というか、善を勧めながら、方便と称して嘘を平気でいう問題などがありますが、 瑞剱先生は、そういうようなことに対して警告をしていまして、そんなことをしていると外面菩薩で内心夜叉のような人間になってしまうぞと言っておられます。 私た…

文類聚鈔の分析

最近、文類聚鈔を読んでみました。かなり教行信証と異なるので、違いがわかるようにfreemindで書いてみた。 オリジナルサイズで見るというところをクリックするとみられるようになります。