歎異抄(念仏物語DVD)
最近、本願寺出版社の念仏物語のDVDを自動車の中で息子と一緒に見ています。
2ヶ月くらい前、幼稚園からもらったベネッセのDVDを見ていたのです。うちは年中さんなのですが、そろそろ小学校入学の準備ということでしょうか、小学校はどういうところかという内容のDVDなのですが、その大部分がベネッセの宣伝で、えげつないほどの宣伝に、少しげんなりしてしまって、こんなの見ているなら、親鸞聖人のDVD見るように話をしました。それから親鸞聖人のDVDを見るようになったのです。
ところが、息子が大変気に入って、何度も見るようになりました。(運転中は画像が見えないので聞いているだけなのですが)もともと、息子は同じ番組を何度も見るのが好きなのですが、念仏物語もあきることなく見るようになりました。
先日、迎えに来てもらい車に乗り込んで、かみさんと今日何があったというような話をしていると「言わないで!(しゃべらないでの意味)」と息子が怒ります。どうしたのかと思ったら、親鸞聖人のDVDが聞こえなくてそういうのです。
それでDVDの中で「どれが好きなの?(念仏物語は、歎異抄と蓮如上人上、下と分かれています。)」って聞いたら、息子は「一番先の!(歎異抄)」と答えました。歎異抄が特に気に入っているようです。蓮如上人の上下も見るのですが、DVDが終わると直ぐに歎異抄まで早戻しをして見ています。
そんなわけで歎異抄がたいそう好きなようなので、先日、おつとめの後に、歎異抄を少し読んであげました。それで第2章を読み始めたら「あぁ!」て反応しました。少し言葉使いが違うのですが「DVDのと同じだよね!」って。。
そして色々話しをしたら「昨日、あけみちゃんに「法然上人にだまされて、たとえ地獄に落ちても後悔しない」って話したんだよ。」って言い出します。
それで、こちらの方がびっくりしてしまって、歎異抄はこんな子供にも魅力のあるものなんだなぁと感心した次第です。