錦織寺のこと

 浄土真宗木辺派の本山が錦織寺です。

 先生はそこで、正信偈の講義を20年間されていました。また、教行信証の勉強会もなされていました。木辺派の御門主様が施主になって開かれたものでした。

 きっかけは、法雷誌であったようで、法雷誌は本願寺でもよく読まれていたようです。
一度先生がさらっと話をしてくれたのですが、お名前を失念しました。私は誰か知らなかったこともあり、覚え切れなかったのです。

 本願寺一門の方には、光瑞猊下や大勢の方がいらっしゃいますが、その中の方で、御門主様の御親縁にあたる方と聞きました。その方に呼ばれまして、木辺派の錦織寺で説法して欲しいと依頼されたということでした。

 それで、それから正信偈の講義をずっと続けられたとのことでした。

 錦織寺は、存覚上人ゆかりのお寺でして、親鸞聖人が関東から帰るときに持ち帰られたという阿弥陀仏坐像が本尊になっています。この坐像の由来は、このURLに譲ることにします。

 存覚上人ゆかりということで、勉強熱心なのでしょうか、法雷は存覚上人を尊敬しているので、相性も合ったのかもしれませんが、御門主さんは本当に熱心に聴聞されていました。

 また、涅槃図を披露されたときがあり、その時御門主様のご説法も聞いたことがあります。